壁紙のリノベーションでおしゃれな部屋に!壁紙選びのコツも解説
間取りを変えるような大掛かりなリノベーションをしなくても、壁紙を新しくするだけで、お部屋の雰囲気は一新され、お洒落な空間に変わります。しかし壁紙には、素材や色、柄によって様々な選択肢があるため、その中から気に入った物を選ぶのは簡単ではありません。本記事では、壁紙の種類や選び方のコツについて詳しく解説します。
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壁紙の種類
壁紙は、部屋の雰囲気やスタイルを変える重要な要素となります。壁紙には、様々な機能や素材、色、柄が存在し、それぞれが部屋のインテリアに異なる効果をもたらします。ここでは、「機能」と「素材」に焦点を当て、種類を紹介していくので、壁紙選びの参考にしてください。
【機能別】壁紙の種類
壁紙が持つ機能には、以下のようなものが挙げられます。
- 消臭機能
- 抗菌機能
- 防汚機能
- 耐久機能
- 吸放湿機能
- 抗アレル壁紙
適切な壁紙を選ぶことで、お掃除が楽になったり(防汚機能)、花粉やアレルギーの症状を抑えたり(抗アレル壁紙)することができます。インテリアに合わせるだけでなく、ニーズに合った機能を考慮して壁紙を選べば、お洒落で実用的な居住空間を実現できるでしょう。
【素材別】壁紙の種類
壁紙の種類は、素材によっても異なります。ここでは、壁紙で使われる3つの代表的な素材を紹介します。それぞれ異なる特性や風合いを持っているので、お部屋のスタイルや用途に合わせて選ぶようにしましょう。
ビニールクロス
塩化ビニール樹脂を使用して作られた壁紙であるビニールクロスは、耐久性が高く、汚れや湿気にも強い特性があります。そのため、キッチンやバスルームなどの高湿度である水回りで使用するのに適しています。また、湿った布で拭くだけで汚れが簡単に取れるので、お手入れが簡単であることから、小さい子供やペットがいる場合にもおすすめです。
紙クロス
紙クロスは、紙を基本素材として使用している壁紙です。自然な風合いを持ち、シンプルで温かみのある雰囲気を醸し出しますが、耐水性や耐久性が低いため水回りでの使用には向きません。
無機質系クロス
無機質系クロスは、珪藻土や漆喰などの自然素材を塗布して作られた壁紙です。クロスでも本物の塗り壁のような質感があり、落ち着いた雰囲気の和室によく使われます。防火・調湿・消臭効果など様々な機能を持ち、見た目と機能性の両方を兼ね備えた壁紙だと言えます。
壁紙選びのコツ
壁紙には多くの選択肢があり、その中から自分の好みや部屋の雰囲気、用途に合ったものを見つけなければなりません。ここでは、部屋のスタイルや目的に合った壁紙を選ぶコツについて詳しく紹介します。
フローリングの色と調和する色の壁紙を選ぶ
フローリングの色と調和する壁紙を選ぶことで、統一感のあるインテリアが生まれます。ポイントは、フローリングの色を引き立てつつ、バランスを取ることです。
例えば、フローリングがダークトーンならば、壁紙は、暖色系のトーンを選んで温かみを演出したり、明るいトーンでモダンな雰囲気を出したりすると良いでしょう。逆にライトトーンのフローリングなら、クールで爽やかな雰囲気を作り出すために、フローリングよりも更に明るめの壁紙を選ぶのがおすすめです。
部屋の用途に合う壁紙を選ぶ
部屋の用途に合う壁紙を選ぶことで、部屋の機能を最大限に引き出すことができます。例えば、リラックスできる空間を作ることを重視するリビングルームなら、柔らかで落ち着いた色調の壁紙を選ぶと良いでしょう。キッチンやバスルームでは、防水性や耐久性があり、清潔感を保ちやすい壁紙を選ぶのがおすすめです。
大きめのサンプルで最終確認をする
壁紙を選ぶ時は、大きめのサンプルで最終確認をするようにしましょう。大きめのサンプルを使うことで、実際の部屋の雰囲気をより正確にイメージすることができます。壁紙の色調が室内の照明下でどのように見えるか、部屋の家具や装飾品とどのように調和するかを確認する際に、大きめのサンプルが役立ちます。
壁紙のリノベーションでおしゃれな部屋に
壁紙には、機能・素材・色・柄別に数えきれないほどの種類が存在します。特に、壁紙の機能や素材は、それぞれ異なる特性を持っているため、ご自身のニーズや部屋の用途に合わせて選ぶことが大切です。色や柄を選ぶ時も、好みだけでなく、部屋全体のバランスを大切にしながら選ぶようにしましょう。壁紙を新しくリノベーションすることで、部屋の魅力を引き立て、毎日の暮らしをより素敵なものに変えられます。